現役引退した車両

 

 

キハ20形

 

 

21号 猿投−西中金(西中金駅)   

23+25号 かえで号 猿投−西中金(枝下鉄橋前にて)   


    この車両はキハ10形の増備用に三河線末端区間に投入されました。
    三河線末端区間廃止に伴い廃車となり暫く留置されていましたが、   
    某国の国鉄用として輸出されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

30形

 

 

31号 明智−八百津(中野駅)

34号 猿投行(豊田市駅にて)   


    この車両は老朽化したキハ10形の置換用に八百津線と三河線末端
    区間に投入されました。八百津線廃止後は三河線末端区間で活躍して
    いましたが、三河線末端区間廃止に伴い廃車となり暫く留置されてい   
    ましたが、キハ20形と同じく某国の国鉄用として輸出されました。   
    1日1往復三河線電化区間(碧南〜知立〜猿投)の運用も存在しました。   

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

510形

 

 

513+514号 普通新岐阜行(早田駅付近)

513+514号 普通新岐阜行(早田駅付近にて)


    大正15年製造の古豪車両です。
    2000年に最後の3重連運転ののち、512が廃車となり旧美濃駅へ
    静態保存されました。その後も513+514で不定期運用で2005年   
    の600V線区全廃まで使用されました。   

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

570形

 

 

571号 忠節−岐阜駅(新岐阜駅)

571号 忠節−岐阜駅(新岐阜駅にて))


    この車両は岐阜市内線(忠節〜岐阜駅前)専用車両として使用されました。
    571+572+574の3両が2005年の600V線区全廃まで使用さ
    れましたが、他社からの引取り手がなく全車解体されました。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

590形

 

 

591号 野一色行(徹明町駅)

591号 野一色行(徹明町駅にて)

593号 徹明町行(競輪場前駅)

593号 回送(市ノ坪駅)

593号 上:徹明町行(競輪場前駅にて) 下:回送(市ノ坪駅にて)


    99年まで美濃町線(新関−美濃間)で使用され、同区間廃止後は美濃町線
    (徹明町〜日野橋間)へ転属しました。この時に591と592は冷房化と外観
    の改造が施されましたが、593のみ非冷房のままの原型を留めた状態で残
    りました。3両とも05年の600V線区全廃まで使用され、路線廃止末期に  
    593が往年の塗装に塗り直され使用されました。
    路線廃止後、592と593は土佐電気鉄道へ譲渡されています。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

600形

 

 

601号 新岐阜行(競輪場前駅)

601号 新岐阜行(競輪場前駅にて)

606号 新関行(新関駅)

606号 新関行(新関駅にて)


    600Vと1500Vの複電圧仕様で美濃町線の新岐阜駅直通車両に使用されま
    した。2000年に800形が投入されると、601〜605の5両が廃車となり、
    606のみが予備車として残りました。
    05年の600V線区全廃まで使用され、路線廃止末期には往年の白帯塗装で
    運用されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

750形

 

 

755号 谷汲−黒野(豊木駅)

755号 谷汲−黒野(豊木駅にて)


    揖斐線末端区間(黒野〜本揖斐)と谷汲線で751+754+755の3両が
    01年の路線廃止時まで使用されていました。
    廃止後は751が岐阜県内某所へ、754は瀬戸市の瀬戸蔵へ、755は谷汲
    駅で静態保存されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

770形

 

 

777F 普通黒野行(新岐阜駅前駅)

777F 普通黒野行(新岐阜駅前駅にて)


    87年に岐阜市内−揖斐線直通用車両として投入されました。2両編成の連接車
    で全4編成でした。05年の600V線区全廃まで使用され、路線廃止後は全編成
    福井鉄道へ譲渡されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

780形

 

 

左:787号 岐阜駅前行 右:785号 谷汲接続黒野行              (忠節駅)

左:787号 岐阜駅前行 右:785号 谷汲接続黒野行(忠節駅にて)


    97年に岐阜市内−揖斐線直通用車両として投入されました。770形の単行版で
    600V選句初のインバータ制御車でした。全7両が在籍し、05年の600V線区
    全廃まで使用され、全車豊橋鉄道へ譲渡されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

800形

 

 

803号 回送(新関駅)

803号 回送(新関駅にて)


    2000年に新岐阜−美濃町線直通用に投入された低床バリアフリー車両です。
    全3両が在籍し、05年の600V線区全廃まで使用され、801が豊橋鉄道へ
    802+803が福井鉄道へ譲渡されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

870形

 

 

873F 新岐阜行(競輪場前駅)

873F 新岐阜行(競輪場前駅にて)


    76年に美濃町線用に投入された連接車です。種車は札幌市交通局のA830形
    で、全2編成が在籍し、2000年に複電圧化改造が行われ、05年の600V線区
    全廃まで使用されました。引取り手がなく解体されましたが、1両のみ先端部が
    カットされて美濃駅に展示保存されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

880形

 

 

884号 岐阜行(関駅)

884号 岐阜行(関駅にて)


    80年に新岐阜−美濃町線直通用に投入された車両です。
    全5編成10両が在籍し、05年の600V線区全廃まで使用され、廃止後は全車
    福井鉄道へ譲渡されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1000系(全車特別車)

 

 

3302F 新可児行(犬山駅)

1000系(全車特別車)


    88年の登場で、7000系系列の特急車の車両入替えのため4両固定の全車。
    指定席車両として投入されました。
    08年に特急施策の変更(全車特別車のミュースカイへの一本化)により余剰   
    となり、4両固定編成はすべて淘汰され廃車となりました。   
    廃車となった車両の足回りは5000系車両新造に際し流用されています。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3300系

 

 

3302F 新可児行(犬山駅)

3302F 新可児行(犬山駅にて)


    87年に3900系の足回りと新造車体を組み合わせて誕生した車両です。
    名鉄では珍しく3量固定編成で、全3編成が在籍していました。
    車体は古くなかったが機器が老朽化した為、03年の300系登場に合わせて
    全車引退しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3400系

 

 

3401F 犬山行(善師野駅)

3401F 犬山行(善師野にて)


    昭和12年に旧愛電が投入した流線型特急用車両です。
    最終期には1編成のみが在籍し、94年に冷房化改造と塗装変更を施されました
    が、02年に廃車となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5500系

 

 

5501号 猿投行(上挙母駅)

5501号 猿投行(上挙母駅にて)

5509号 西中金連絡猿投行(猿投駅)

5509号 西中金連絡猿投行(猿投駅にて)

5500系唯一の高運転台車

5513F 犬山行(知立駅)

5517F 急行弥富行(知立駅)

上:5513F犬山行 下:急行弥富行(知立駅にて)


    昭和34年に初の大衆冷房特急車として登場。全盛期には4両編成と2両編成
    各5本が存在した。2000年の東海豪雨で5505Fが冠水し廃車となったのを
    皮切りに廃車が進んだ。全車引退目前の03年に5513F・5515F・5517F
    の3編成の塗装を往年の塗装に変更して運用が行われた。
    03年のうちに3編成とも引退し廃車され解体された。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6600系

 

 

6605F 普通 栄町行(喜多山駅)

6605F 普通 栄町行(喜多山駅にて)


    78年の瀬戸線栄町駅乗入れと1500V昇圧に伴い新造された車両です。
    6000系初期型似の車体で2両編成6本が製造されました。登場時は非冷
    房でしたが、後に冷房化されています。4000系増備に伴い13年3月に
    全廃されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6750系

 

 

6750系一次車 急行 尾張瀬戸行(瀬戸市役所前駅)

6750系一次車 急行 尾張瀬戸行(瀬戸市役所前駅にて)

6750系二次車 急行 尾張瀬戸行(喜多山駅)

6750系二次車 急行 尾張瀬戸行(瀬戸市役所前駅にて)

6750系二次車 準急 栄町行(尾張瀬戸駅)

6750系二次車 準急 栄町行(尾張瀬戸駅にて)


    86年に前期型2両編成2本が、90年に後期型4両編成5本が製造された。
    同じ形式であるが、前期型と後期型では外観は全く異なっています。前期型
    2本は3900系の機器を流用し、後期型は3850系の機器を流用してい
    ます。この為、車体は新製ですが制御機器は旧3300形と同様、釣り掛け
    駆動です。瀬戸線にステンレス車体の4000系が投入されて、平成23年
    3月までに全廃されました。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7000系

 

 

7000系一般車 普通 須ヶ口行(島氏永駅)

7000系一般車 普通 須ヶ口行(島氏永駅にて)

7000系白帯車 普通 東岡崎行(岡崎公園前駅)

7000系白帯車 普通 東岡崎行(岡崎公園前駅にて)


    昭和35年に日本初の運転席を2階に配置した前面展望車両として登場しま
    した。製造が長年に渡った為、扉が片開きのものと両開きのもの等多様な車
    両が存在しています。一時期車内を特急仕様に改造し車体に白帯を施し、
    7700系と共に特急運用についていた車両もありましたが、1600系登
    場により特急運用が消滅しました。これにより7700系共々白帯を消され
    ローカル運用に就いて運用されていましたが、08年のさよなら運転を最後に   
    引退しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7100系

 

 

7101F 普通 猿投行(知立駅)

7101F 普通 猿投行(知立駅にて)


    84年に7000系車両組換えに伴い余剰になった中間車に6000系似の運
    転台を取付けて登場した車両です。その為、1形式1編成しか存在しません。
    当初は4両編成でしたが現在は7101+7104の2両編成です。晩年は主
    に三河線ワンマン用に充当されていましたが、10年に全車引退しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7500系

 

 

7501F? 豊明行(岩倉駅)

7501F? 豊明行(岩倉駅にて)


    昭和37年に7000系をベースに作られた低床車両です。
    晩年は7編成が6両固定編成で単独運用に就いていました。
    05年に空港乗り入れに対応できないのとアスベスト問題で全編成廃車となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7700系

 

 

7700系一般格下車 普通 知立行(知立駅)

7700系一般格下車 普通 知立行(知立駅にて)

7700系白帯車 普通 猿投行(知立駅)

7700系白帯車 普通 猿投行(知立駅にて)


    73年にパノラマカーの平運転台版として登場しました。
    車内を特急仕様に改造し特急運用に就いていましたが、1600系登場により
    一般車両に格下げされ、順次白帯も解除されていきました。内装も順次一般仕
    様に変更されています。現在は主に三河線ワンマン運転用に使用されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キハ8500系

 

 

8501F 特急金山行(神宮前駅)

8501F 特急金山行(神宮前駅にて)


    91年にキハ8000系の後継者として製造された車両です。JR高山本線に
    「北アルプス」として乗入れ、JRキハ85系と連結運用されるため、仕様は
    キハ85系と共通となっています。01年に長年続いたJR線乗入が廃止とな
    り、車両が余剰となった為、会津鉄道に全車譲渡されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8800系

 

 

8805F 特急吉良吉田行(吉良吉田駅)

8805F 特急吉良吉田行(吉良吉田駅にて)


    84年に登場したデラックス特急車両です。愛称は「パノラマDX」。
    当初は犬山方面〜知多方面の特急用に充当されていました。89年に中間車を
    1両組込み3両固定編成となりました。晩年は佐屋〜吉良吉田の特急に充当さ
    れていましたが、05年にミュースカイが登場したのを機に引退しました。

 

 

 

 

 



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